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[特別対談]Avanzareつくば×たまハッサーズ

2016/07/05 | <<一覧に戻る

第15回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権 特別コンテンツ

昨年の日本選手権の決勝戦ではPK戦までもつれこむなど、ここ数年、国内大会で幾度となく激しい優勝争いを繰り広げてきたAzanzareつくばと、たまハッサーズ。ライバル関係にある両チームの選手たちは、お互いをどう意識しているのか? 日本選手権を目前に控え、つくばの増田周平選手、たまの日向賢選手に話を聞くとともに、大会への意気込みを語ってもらった。

 

━━過去に何度も決勝の大舞台で対戦していますが、お互いのチームをどう見ていますか?

増田:たまは、守備が強い上に、攻めも速い。自分は最終ラインを守っているが、気を抜いたらすぐに抜かれる。黒田智成選手と日向選手のパスのつなぎがすごくうまいので、特に気をつけている。

日向:毎年、できたら(Avanzareとは)当たりたくない(笑)。そう思いつつ、2012年に優勝したときは対戦がなく物足りなさが残ったので、どこかで勝敗をつけて優勝したい相手。かなりの攻撃力があるチームなので、ほかのチームと対戦するとき以上に守備を意識している。ただ、引いたら負けると思っているので、自分たちの攻撃のパターンも考えつつ、攻守の切り替えをいかにうまく行うかが戦いの鍵だと思う。

 

━━お互いを意識しているというのがよく分かります。逆に、自分たちのチームが、相手よりも自信があると思うストロングポイントは?

日向:パスをつないだり、サイドから中へボールを受けての攻撃だったり、パスサッカーでペースを握るというのは、うちの特長だと思う。

増田:相手のボールを奪ったあとにすぐ前へ出られるように、カウンターの練習は積んでいる。あとは、フォーメーションが崩れたら、すぐに(仲間を)呼んで立て直すのを重点的に取り組んでいる。フォーメーションを速く組めること、FWの(川村)怜さんたちがカウンターで決めてくれるのがうちの強みと思っている。

 

━━そのあたり、話しちゃって大丈夫なんですか(笑)?

日向:その辺は、過去のクラブチャンピオンシップや練習試合等で、うちのパターンも読まれているだろうし、相手のパターンも頭に入っているので。

 

━━ではお互いに手の内を知り尽くしているといったところでしょうか?

日向:手を知り尽くしているとまでは言えないまでも、いつものやってくるであろうパターンにプラスアルファをお互いに出せるかが勝敗の鍵になるのかなとは思う。

 

━━話は変わりますが、過去の対戦の中で、特に印象に残っている試合について聞かせてください。

日向:昨年の決勝が一番印象に残っている。うちのパターンで先制していて、その後も2点目、3点目を狙いに行ったのですが、結局カウンターで追いつかれてPK戦に持ち込まれてしまった。「今回は行けるかな」と思っていた部分があったのに、勝ち切れなかった。

増田:2年前の日本選手権です。僕は初めて試合に出たのがこの日本選手権だったが、最終ラインで人とぶつかるのが怖くて、抜かれて点を決められた。それがすごく悔しくて、次の練習から「僕は最終ラインをずっとやりたい」と申し出たので、自分が変わるきっかけになった。

 

━━今度は個々のチームにうかがいます。Avanzareは4連覇がかかっている中で、プレッシャーを感じることはありますか?

増田:守備の選手として、抜かれたらどうしようというプレッシャーはあるけれど、(川村)怜さん、(田村)友一さんの両FWと、ロべさん(佐々木ロベルト泉)には点を取られても取り返してくれるくらいの安心感がある。まわりの選手たちを見ても(4連覇の)プレッシャーを感じている様子はない。

 

━━たまハッサーズは、昨年の日本選手権だけでなくその後の東日本リーグやクラブチャンピオンシップでも1位になれなかったが、今回こそはという思いは?

日向:毎回、今回こそは、という思いはある。ここ数年は直接対決で負けているし、前に優勝したときもAvanzareには勝てていない。(6月19日に行った練習試合でも)個人個人の調子はいい状態に見えたので、日本選手権で当たったら厳しい戦いにはなると思いつつ、今度こそはタイトルを奪取したい。今年は大会前に合宿を組むなど、例年に比べてチームとしての追い込みはできる。

 

━━お互い複数の日本代表選手が在籍しているとはいえ、大会は2日間の長丁場ですし、決勝は試合時間も長いです。チームとしての総合力が問われる中で、考えている策はありますか?

日向:初日(の1次リーグ)が3試合、2日目も決勝まで進めば3試合あるので、Avanzare相手に限らず、どこと当たるときも早い時間帯で点を取って、自分たちのペースで試合をしていきたい。主力を休ませながら、ベンチワークを駆使してうまいことかわしていかないと、疲労もたまるし、焦りも出てくる。Avanzareは(予選1位通過すると)トーナメントの関係で2日目は1試合少なくなるわけですから、いかに体力を温存しながら戦えるかがうちのキーワードです。

増田:考えていることはたまと似ていて、監督が「今がチャンス」と思ったときはスタメン全員で一気に攻めたいというのはある。スタメンの選手も、ずっと出続けるのはきついので。そういう中で、與儀元気という攻守両方ができる選手がいるので、代表以外の選手では彼のプレーに注目してほしい。

 

━━最後に、日本選手権に向けての意気込みをお願いします。

増田:けがをしないようにすることと4連覇を目指して、みんなで頑張っていきたい。

日向:悲願の日本一奪還を目標として、大会までの残り期間でチームをまとめて、コツコツと勝たなければいけない試合をきちんと勝っていきたい。

 

大会概要

タイトル:第15回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権
日程:2016年7月9日(土)〜10日(日)(決勝および三位決定戦(10日・大会2日目)のみ有料席あり)
会場:アミノバイタルフィールド
主催:NPO法人日本ブラインドサッカー協会
メインパートナー:アクサ生命保険株式会社 アクサ損害保険株式会社 アクサダイレクト生命保険株式会社
大会事務局:NPO法人日本ブラインドサッカー協会(〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-7 新宿酒販会館2階)

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